年頭のご挨拶

 新年明けまして、おめでとうございます。平成28年の新春を迎え謹んで新年のご挨拶を申し上げます。旧年中は、当組合の事業運営に対しまして、組合員の皆棟の格別のご支援、ご協力を賜りまして、誠にありがとうございました。厚く御礼申し上げます。
 さて、世界経済は米国では着実な回復が続き欧州経済もギリシャの債務問題等ありましたが、持ち直しの兆しがみえました。しかしながら、これまで経済を牽引して来た中国は、景気拡大のテンポの鈍化が続き、また資源関連等新興国も原油安に引きづられ、景気の減速が鮮明になり不透明な状況が続いております。
日本経済におきましては、雇用・所得や上場企業の収益改善傾向が続き緩やかな回復傾向で推移しましたが、設備投資は伸びたものの、個人消費は昨年と同じに4月〜9月までの第2四半期は、低調のままでした。日銀や政府の消費者物価指数2%の目標はいつになるのやら、我々製本業界におきましでも厳しい状況が続いております。
東京での組合員数も540社となってしまいました。
このような中で当組合では、平成28年度の重点事業として次の4つの柱を立てました。
@ 新製本産業ビジョンの普及推進
A 取引慣行改善策への対応(取引に係るクレーム問題の対応と単価の適正化)
B SAPPSの推進とGP認定制度取得への対応
C 全製工連創立60周年記念全国大会(東京大会)の開催です。
特に2番目の事業は昨年末第2回目のアンケート調査を実施し、経堂上のトラブル事例やその対策を集めて、全組合員で共有化し、トラブルの未然防止や経営の実践に即した課題解決に向けた冊子を今年の春には作成する予定です。経営環境委員会と製本+シナジ一委員会合同で作業に取り組んでおりますので、是非とも期待していただきたいと思っております。
 本年もまだまだ厳しい経営環境が続くと思いますが、少しでも業界が良くなるよう全力で組合事業を推進してまいりたいと存じますので、是非とも組合員はじめ関連の皆様のご支援をお願い申し上げます。
 終わりに、皆様のご事業の発展とご健勝をお祈り申し上げまして、新年のご挨拶とさせていただきます。

東京都製本工業組合 理事長  大野 亮裕