第55回全製工連全国大会(広島大会)

 

 

 

 全製工連第55回全国大会が、9月7日(土)、広島県広島市の「グランドプリンスホテル広島」において、広島県製本工業組合との共催で開催された。
 瀬戸内海が目前に広がる絶好のロケーションにある会場のグランドプリンスホテル広島に、12の会員工組並びに二つの準会員工組の組合員170余名、来賓及び関連50余名、計220余名が集い、盛大且つ厳粛に講演会、式典並びに懇親会が繰り広げられた。
 東京工組からは約100名が参加、受付を済ませ、講演会会場の「瀬戸内」へと向かった。 午後1時半から始まった講演会は、講師に元広島東洋カープでベストナイン、MVP等に輝き、また数多くの記録を残した佐々岡真司氏。地元広島の人気アナウンサー、中国放送の横山雄二氏を講師に招き『プロとしての心構え』をテーマに開催された。

 

   


 定刻になり、司会より紹介された佐々岡氏と横山氏は会場全体からの拍手で迎えられ、プロ野球の普段では聞けないような裏話や、現役時代の思い出やプロ野球を見る時に役立つポイントなど多くの話題に耳を傾けた。また、野球でもアナウンス業界でも基本ができてないと、成功できないことを実例を交えながら出席者の興味ひく講演会であった。
 午後3時、講演会が終了し入場時より大きな拍手で送られた両氏が退場した後、15分の休憩があり、午後3時15分より大会が開催された。 開会の辞を広島工組・田岡克彦副理事長が述べ、国歌斉唱、物故者への黙祷の後、開催地代表挨拶、主催者代表挨拶に続き、慣例に従い、主催地工組の作田恵男理事長が議長に選出され、前回開催地、大熊茂樹東京工組副理事長と次回開催予定地、京都工組の山崎喜市理事長がそれぞれ副議長に就任し、議長団が構成された。


 大会は、広島工組・石井竜彦理事とフリーアナウンサーの西 孝恵さんの司会で進められ、最初に全製工連・常川和勇専務理事より会務報告が、続いて専門委員会報告が各専門委員会代表者によって発表された。

  書籍・雑誌専門委員会・寺川務委員は「取引慣行改善に向け、全製工連として印刷業界に働き掛けて業界全体に取引改善の流れを作って欲しい。また組合員数の多い東京工組が先陣を切って成功事例を作り地方に波及させて欲しい」と報告した。
商業印刷製本専門委員会・佐立哲彦委員長からは「製本業界を取り巻く経済状況は依然として厳しい中、特に小規模事業所の多い商印関係では1社ではできない仕事もあり、仲間との連携が必要となっている。信頼関係を築き、深めるため情報交換・意見交換の場である専門委員会を活用して戴きたい」との報告があった。 紙製品製本専門委員会・澤田政紀委員は「愛知では事業者間での景況感、東京・大阪では月別で受注の増減が激しく全体的には厳しい状況ではあるが、得意な製品で好調な企業もある」報告した。 手帳専門委員会・吉澤晃委員長からは「各社間でばらつきはあるが売上は横ばいで利益面では厳しい状況が続いている。 環境対応・労務関連・取引改善等について課各社とも情報収集・理論の裏付けが必要となっており部会としてより上質な情報を発信する」との報告があった。

 

  

 

  

 

各委員会報告に引き続き、製本文化賞並びに感謝状贈呈に移り、以下の5名の方々に製本文化賞が贈呈され、受賞者を代表して山崎喜市氏が謝辞を述べた。

 


《製本文化賞》


●功労賞

大野 亮裕(東京工組)

 

●振興賞

  

鈴木  博(東京工組)            関哉  潔(岐阜工組)

 


山崎 喜市(京都工組)

 

《業界振興基金感謝状》
星野 一男

 

  この後、大会後半部分がスタートした。大会スローガン「新製本産業ビジョンの策定により、製本業の新たな変革を目指そう」を広島工組・阿戸孝之理事が提案説明し、満場一致で採択された。

 

 


 次期開催地(京都府)の紹介、議長退任の挨拶の後、来賓の方々の祝辞、壇上の来賓紹介、祝電披露が行われた。


そして大会宣言を全製工連・清水常雄副会長が高らかに読み上げ、全製工連・岩ア達夫副会長による万歳三唱の後、全製工連・笠間史盛副会長が閉会の辞を述べ、大会は滞りなく終了した。

   

 


しばし休憩の後、午後6時、懇親会が開催された。
 開宴の辞を広島工組・作田理事長が述べ、主催者代表挨拶(大野会長)の後、来賓による祝辞、乾杯と続き、祝いの宴が始まり、懇親の和が広がった。
 この懇親会のアトラクションは北広島町にある「今田神楽団」による神楽の上演で、演目は「八岐大蛇」。ステージ一杯に繰り広げられる、大蛇やスサノオノミコトの演技に会場は大いに盛り上がった。

 

  

 

  

 

 


 しばし歓談の後、この度退任する広島工組の平尾相談役によるサプライズのじゃんけん大会があり、広島名産のレモンクッキー等が振る舞われ、ここでも会場が盛り上がった。懇親会も終盤になり京都工組の山崎理事長をはじめとする役員が登壇、次期開催地である京都大会への参加要請とPRを行った。そして広島工組・平尾相談役の中締めと続き、最後に広島工組・坪井専務理事が閉宴の辞を述べ、午後8時、懇親会が閉会し、全ての公式行事が無事終了した。