年頭のご挨拶

 


東京都製本工業組合
理事長 大野 亮裕

 

 新年明けまして、おめでとうございます。

 平成27年の新春を迎え謹んで新年のご挨拶を申し上げます。旧年中は、当組合の事業運営に対しまして、格別のご支援、ご協力を賜わりまして、誠にありがとうございました。厚く御礼申し上げます。

さて、昨年の日本経済は、金融・財政政策の効果を受け、企業業績の向上、雇用情勢の改善が見られ景気は緩やかな回復傾向が続きました。しかしながら、4月の消費税率の引き上げや天候不順などを要因として、個人消費の低迷があり、4月から9月までのGDPがマイナス成長となり、10%の税率引き上げを安倍首相は延期しました。

 一部大企業で業績が改善したとはいえ、中小企業・小規模企業においては、円安に伴う原材料・燃料価格の上昇、電気料金の引き上げ等のコストアップで収益改善は進まず、景気回復の実感ができない状況にあります。我々製本業界におきましても厳しい状況が続いております。

電子書籍市場もインフラが整いつつあり、コンテンツも充実してきております。2010年から始まった電子書籍元年の650億円から、2013年は1013億円、2014年はおそらく前年比50%増の伸びになるのではないかと考えているところです。ネットとリアルの融合で相乗効果が今以上に出てくれる事を期待しているところです。

 このような中で、当組合では、平成27年度の重点事業として次の4つの柱を立てました。

 @新製本産業ビジョンの普及推進

 A取引慣行改善策の研修

 B SAPPSの推進とGP認定制度取得への対応

 C 第57回全製工連全国大会(東京大会)の準備です。

 現在、我々組合員の廃業や解散が増加しております。どうか、製本産業ビジョン2018の中のビジョン実践手順書を活用し生き残る会社、生き勝って行く会社になっていただきたいと思います。

 今年もまだまだ厳しい経営環境が続くと思いますが、皆様の英知と組合に対する情熱をお借りしながら少しでも業界が良くなるよう皆様と共に推進してまいりたいと思っておりますので、宜しくお願い致します。

 終わりに皆様のご事業の発展とご健勝をお祈り申し上げまして、新年のご挨拶といたします。