『製本界』今月の話題

2009年11月号

「未来の製本業は若手の登用から」
 
文京支部長 林 庸光
 

 東京都製本工業組合文京支部の支部長をお受けしてから、早いもので一年半が経とうとしております。
 文京支部そして東京工組の方々のご協力をいただき、大過なく職務を遂行する事が出来ました。ここに、感謝を申し上げる次第でございます。
 さて、百年に一度といわれる世界同時の大不況の中、出版そして商業印刷物は、この状況を抜け出すどころか更に加速度をつけております。これを指をくわえて見ていると、製本業界は縮小してしまいます。
 しかしながら、この状況を抜け出す一つの切っ掛けが10月3日、全国大会岡山大会で行われたのです。
 全国大会で初の製本発表会です。
 智恵とアイデアの作品が、ふんだんに展示されており、これらの作品を拝見し、「製本人も、なかなかやりますな!」と感心をし、心強く思いました。
 このような有意義な企画を立案し、そして実行していただいた岡山県製本工業組合の方々に、感謝を申し上げます。
 さて、二年後に行われる全国大会は、東京で開催される事になりますが、製本業が良い方向に行くには、何をアピールしどのように行なうのか、しっかりした企画を構築して行く事が肝要であります。
 又、来年の6月15日、組合創立百十周年記念式典が行われます。この式典が、有意義なものになるように、東京工組の衆知を集めたいものです。
 これらを成功させるためには、東京製本二世連合会の熱意ある協力が必要と存じます。若い方々の斬新なアイデアを望みます。
 昨年から書籍部会長を受け、書籍部会と雑誌部会は、お互いの垣根を取り払い、合同して諸問題を話し合い、そして組合の方々にご報告してまいりましたが、若い方々の協力が必要です。
 二世会の新しい考えと行動力で、この不況を、智恵と努力で切り抜けようではありませんか。
 むすびになりますが、組合員の皆様のご健勝と、各会社のご発展をお祈り申し上げ、ご挨拶とさせていただきます。